Blob Blame History Raw
--- man-pages-ja-20060815.orig/manual/GNU_less/man1/less.1	2006-08-15 00:07:06.000000000 +0900
+++ man-pages-ja-20060815/manual/GNU_less/man1/less.1	2009-11-17 17:53:46.000000000 +0900
@@ -34,17 +34,15 @@
 .br
 .B "less --version"
 .br
-.B "less [-[+]aBcCdeEfgGiImMnNqQrsSuUVWwXZ]"
+.B "less [-[+]aBcCdeEfFgGiIJKLmMnNqQrRsSuUVwWX~]"
 .br
-.B "     [-b \fIbufs\fP] [-h \fIlines\fP] [-j \fIline\fP] [-k \fIkeyfile\fP]"
+.B "     [-b \fIspace\fP] [-h \fIlines\fP] [-j \fIline\fP] [-k \fIkeyfile\fP]"
 .br
-.B "     [-K \fIcharacter set\fP] [-{oO} \fIlogfile\fP]"
+.B "     [-{oO} \fIlogfile\fP] [-p \fIpattern\fP] [-P \fIprompt\fP] [-t \fItag\fP]"
 .br
-.B "     [-p \fIpattern\fP] [-P \fIprompt\fP] [-t \fItag\fP]"
+.B "     [-T \fItagsfile\fP] [-x \fItab\fP,...] [-y \fIlines\fP] [-[z] \fIlines\fP]"
 .br
-.B "     [-T \fItagsfile\fP] [-x \fItab\fP] [-y \fIlines\fP] [-[z] \fIlines\fP]"
-.br
-.B "     [+[+]\fIcmd\fP] [--] [\fIfilename\fP]..."
+.B "     [-# \fIshift\fP] [+[+]\fIcmd\fP] [--] [\fIfilename\fP]..."
 .br
 (長いオプション名を使う別の書式については、
 オプションのセクションを参照すること。)
@@ -297,17 +295,16 @@
 数字 N が指定されている時は、第 N 番目のファイルを読み込む。
 .IP ":d"
 現在のファイルをファイルリストから取り除く。
+.IP t
+現在のタグに 1 つ以上マッチするものがあれば、次のタグへ移動する。
+タグについての詳細は -t オプションを参照。
+.IP T
+現在のタグに 1 つ以上マッチするものがあれば、前のタグへ移動する。
 .IP "= または ^G または :f"
 閲覧中のファイルについて、ファイル名・
 表示中の最終行の行番号・バイトオフセットといった情報を表示する。
 可能な場合には、ファイルの長さ・ファイルの行数・
 表示されている最終行までのパーセントも表示する。
-.IP "@"
-現在のファイルについて、コード認識法を順番に変更する。
-拡張した
-.I less
-には、(環境変数 JLESSCHARSET で選ばれる) デフォルト, japanese, ujis, sjis,
-iso8, noconv, none という 7 種類のコード認識法がある。
 .IP \-
 コマンドラインオプション文字 (下記のオプションを参照) のうちの 1 つを
 続けて入力することで、
@@ -411,7 +408,7 @@
 それ以降の文字は大文字でも小文字でも構わない。
 例えば、--Quit-at-eof は --QUIT-AT-EOF と等しい。
 .PP
-環境変数 "LESS" と "JLESS" の値もオプションとして使われる。
+環境変数 "LESS" の値もオプションとして使われる。
 例えば、
 .I less
 を起動するたびに "less -options ..." とタイプするのを避けるために、
@@ -431,8 +428,8 @@
 パーセント記号を 2 つのパーセント記号に置き換える必要がある。
 .sp
 環境変数はコマンドラインより先に解析されているので、
-コマンドラインオプションは環境変数 LESS および JLESS を上書きする。
-もし、あるオプションが環境変数 LESS または JLESS にあっても、
+コマンドラインオプションは環境変数 LESS を上書きする。
+もし、あるオプションが環境変数 LESS にあっても、
 コマンドラインオプション "\-+" で起動すれば、
 そのオプションをデフォルトの値にリセットすることができる。
 .sp
@@ -567,10 +564,18 @@
 見つかった場合、それも
 .I lesskey
 ファイルとして使われる。
-.IP -K\fIcharset\fP
+.IP "-K または --quit-on-intr"
+インタラプト文字 (通常は ^C) を入力した時、すぐさま
+.I less
+を終了させる。通常インタラプト文字は何をしていようとも
 .I less
-に、環境変数 JLESSCHARSET もしくは LESSCHARSET で定義されている
-文字セットの代わりとして、指定した文字セットを使わせる。
+を停止させ、コマンドプロンプトを返す。
+.IP "-L または --no-lessopen"
+環境変数 LESSOPEN を無視する (以下の「入力プリプロセッサ」セクションを参照)。
+このオプションは
+.I less
+の中から設定可能だが、それ以降開いたファイルにのみ適用され、
+現在開いているファイルには適用されない。
 .IP "-m または --long-prompt"
 .I less
 に、(\fImore\fP のように) 詳細なパーセント表示のプロンプトを出させる。
@@ -625,8 +630,8 @@
 このオプションは通常、
 .I less
 コマンドを呼び出すたびに打ち込んだりせずに、
-環境変数 LESS および JLESS で指定する。
-そのようなオプションは、環境変数 LESS および JLESS の中で
+環境変数 LESS で指定する。
+そのようなオプションは、環境変数 LESS の中で
 最後のオプションになっているか、
 もしくは、ダラー記号で終了していなければならない。
 -Ps の後に文字列を続けるオプションは、デフォルトの (短い) プロンプトを
@@ -731,13 +736,20 @@
 表示できない誤った文字を表示するために、
 マーク文字 (〓) が使われるようにする。
 デフォルトでは、そのような表示できない誤った文字は、バイナリとして表示される。
-.IP "-x\fIn\fP または --tabs=\fIn\fP"
-タブストップを \fIn\fP 文字に設定する。
+.IP "-x\fIn\fP,... または --tabs=\fIn\fP,..."
+タブストップを \fIn\fP 文字に設定する。\fIn\fP をひとつだけ指定した場合は、
+\fIn\fP の倍数でタブストップが設定される。コンマで区切られた複数の値を指定した場合、
+それらの位置にタブストップは設定され、最後の二つと同じ間隔で続く。例えば、
+\fI\-x9,17\fP は 9, 17, 25, 33 のような位置でタブが設定される。
 \fIn\fP のデフォルトは 8 である。
 .IP "-X または --no-init"
 端末に、termcap 初期化文字列と非初期化文字列を送れないようにする。
 これは、画面をクリアするときのように非初期化文字列が不必要な場合には、
 望ましいことがある。
+.IP "--no-keypad"
+端末に、keypad 初期化文字列と非初期化文字列を送れないようにする。
+これは、テンキーを構成する keypad 文字列が好ましくないやり方で振る舞う場合には、
+望ましいことがある。
 .IP "-y\fIn\fP または --max-forw-scroll=\fIn\fP"
 前方に進む最大行数を指定する。
 もし、\fIn\fP 行を上回って前方に進む必要がある場合は、
@@ -760,10 +772,6 @@
 ウインドウを 20 行に設定することを意味している。
 さらに、画面サイズが 40 行に変更された場合には、
 自動的にスクロールウインドウは 36 行に変更される。
-.IP -Z
-環境変数 JLESSCHARSET で "japanese" が選択されている場合、
-UJIS よりも SJIS の優先度を高くする。
-デフォルトでは、SJIS よりも UJIS の優先度が高い。
 .IP -"\fIcc\fP\ or\ --quotes=\fIcc\fP
 ファイル名を引用する文字を変更する。
 このオプションは、スペースとダブルクォーテーションマークの両方を含む名前を
@@ -1051,14 +1059,7 @@
 .PP
 「文字セット」とは、簡潔にいうと、どの文字がノーマル文字・制御文字・バイナリ
 文字とされるか、ということである。
-環境変数 JLESSCHARSET と LESSCHARSET が文字セットを選択するのに使われる。
-.I less
-のプログラム中で、この 2 つの環境変数に違いはないが、
-環境変数 JLESSCHARSET を使うことを勧める。
-なぜなら、環境変数 LESSCHARSET に拡張文字セットを設定していると、
-拡張文字セットの使えない
-.I less
-がエラーを起こすからである。
+環境変数 LESSCHARSET が文字セットを選択するのに使われる。
 この環境変数に設定できる値を以下に示す。
 .IP ascii
 BS, TAB, NL, CR, formfeed が制御文字である。
@@ -1068,159 +1069,22 @@
 160 から 255 までの文字がノーマルとして扱われる以外は、ASCII と同じである。
 .IP latin1
 iso8859 と同じ。
+.IP latin9
+iso8859 と同じ。
 .IP dos
 MS-DOS 用の文字セットを選択する。
 .IP ebcdic
 EBCDIC 文字セットを選択する。
+.IP IBM-1047
+OS/390 Unixサービスで使われる EBCDIC 文字セットを選択する。これは latin1 の類似物である。LESSCHARSET=IBM-1047 あるいは LC_CTYPE=en_US のどちらかを設定することにより、似たような結果をもたらす。
 .IP koi8-r
 ロシア語文字セットを選択する。
 .IP next
 NeXT 計算機用の文字セットを選択する。
 .IP utf-8
 ISO 10646 文字セットの UTF-8 エンコーディングを選択する。
-.PP
-JLESSCHARSET にのみ設定可能な値を以下に示す。
-.IP iso7
-7 ビットを仮定した ISO 2022 コード拡張による複数文字セット。
-128 から 225 の値を持つ文字がバイナリとして扱われる。
-.I less
-の実装レベルは、ISO 2022 の level 3 である。
-.IP iso8
-8 ビットを仮定した ISO 2022 コード拡張による複数文字セット。
-.I less
-の実装レベルは、ISO 2022 の level 3 である。
-.IP jis
-7 ビットを仮定した ISO 2022 コード拡張による日本語文字セットのみ。
-.IP ujis
-文字が 32 から 127 の値を持つ場合、ASCII 文字列を仮定する。
-文字が 162 から 254 の値を持つ場合、JISX 0208 文字セット・
-JISX 0201 文字セットの右半分・UJIS コーディングをした
-JISX 0212 文字セットを仮定する。
-それ以外の文字はバイナリとして扱われる。
-.IP euc
-ujis と同じ。
-.IP sjis
-文字が 32 から 127 の値を持つ場合、ASCII 文字列を仮定する。
-文字が 128 から 252 の値を持つ場合、
-JISX 0208 文字セットと JISX 0201 文字セットの右半分を仮定する。
-それ以外の文字はバイナリとして扱われる。
-.IP japanese
-入力は全ての日本語文字セット、jis, ujis, sjis を仮定する。
-.I less
-は jis のみを出力する。
-.PP
-日本語には、いくつかのコードセット (文字セットではない) が存在する。
-よって、
-.I less
-は、それを正しく表示するためにコードセット間の変換をしなければならない。
-変換をさせるために設定できる JLESSCHARSET の値を以下に示す。
-.IP ujis-iso7
-入力は ujis と iso7 を仮定する。
-.I less
-は iso7 のみを出力する。
-.IP euc-iso7
-ujis-iso7 と同じ。
-.IP sjis-iso7
-入力は sjis と iso7 を仮定する。
-.I less
-は iso7 のみを出力する。
-.IP ujis-jis
-入力は ujis と jis を仮定する。
-.I less
-は jis のみを出力する。
-.IP euc-jis
-ujis-jis と同じ。
-.IP sjis-jis
-入力は sjis と jis を仮定する。
-.I less
-は jis のみを出力する。
-.IP jis-ujis
-入力は jis と ujis を仮定する。
-.I less
-は ujis のみを出力する。
-.IP jis-euc
-jis-ujis と同じ。
-.IP jis-sjis
-入力は jis と sjis を仮定する。
-.I less
-は sjis のみを出力する。
-.IP japanese-iso7
-入力は japanese と iso7 を仮定する。
-.I less
-は iso7 のみを出力する。
-.IP japanese-jis
-入力は japanese を仮定する。
-.I less
-は jis のみを出力する。
-japanese と同じ。
-.IP japanese-ujis
-入力は japanese を仮定する。
-.I less
-は ujis のみを出力する。
-.IP japanese-euc
-japanese-ujis と同じ。
-.IP japanese-sjis
-入力は japanese を仮定する。
-.I less
-は sjis のみを出力する。
-.IP ujis-sjis
-入力は ujis を仮定する。
-.I less
-は sjis のみを出力する。
-.IP euc-sjis
-ujis-sjis と同じ。
-.IP sjis-ujis
-入力は sjis を仮定する。
-.I less
-は ujis のみを出力する。
-.IP sjis-euc
-sjis-ujis と同じ。
-.PP
-文字セットを設定するもう一つ方法は、環境変数 LANG を使うことである。
-"ja_JP" または、"japan" で始まる環境変数 LANG であるとき、
-.I less
-は、全ての日本語コード文字を日本語文字セットとして読み、
-環境変数 LANG の残りの部分で出力のコーディングを指定する。
-.PP
-ISO 2022 コード拡張テクニックでは、多くの文字セットを
-簡単に表示させるために4つのプレーンを定義している。
-環境変数 JLESSPLANESET によりデフォルトのプレーンを設定する。
-環境変数 JLESSPLANESET が、"japanese", "ujis", "euc" のとき、
-.I less
-は、g1 プレーンを JISX 0208、g2 プレーンを JISX 0201 の右半分、
-g3 プレーンを JISX 0212 として扱う。
-環境変数 JLESSPLANESET が、"latin1", "latin2", "latin3", "latin4",
-"greek", "alabic", "hebrew", "cyrillic", "latin5" のとき、
-.I less 
-は、g1 プレーンを ISO 8859 の一つとして扱う。
-それ以外の場合、
-.I less 
-は、環境変数 JLESSPLANESET を
-設定のための実際のエスケープシーケンスとして解析しようと試みる。
-解析の際、JLESSPLANESET における "\\e" はエスケープコードとして扱われる。
-.PP
-.I less
-は、ISO 2022 コード拡張テクニックに含まれる文字セットの
-ほとんど全てのエスケープシーケンスを理解する。
-文字セットを選択するためのエスケープシーケンスは多数存在する。
-一方で、
-.I less
-は、文字列セットを選択するために、
-'^[(', '^[-', '^[$(', '^[$-', '^N', '^O' という、
-6 つのエスケープシーケンスしか出力しない。
-これは、
-.I less
-が端末と端末エミュレーターにとって使いやすいということである。
-.PP
-キーボード入力のための特別な「文字セット」もある。
-環境変数 JLESSKEYCHARSET は、この文字セットを設定するために使われる。
-JLESSKEYCHARSET が持つことのできる値は、環境変数 JLESSCHARSET 
-と同じである。
-.PP
-LESSCHARSET 環境変数が設定されていない場合、
-デフォルトの文字セットは latin1 である。
-しかし、環境変数 LC_ALL, LC_CTYPE, LANG のいずれかに
-"UTF-8" という文字列がある場合、デフォルトの文字セットは utf-8 になる。
+.IP windows
+Microsoft Windowsに適切な文字セットを選択する。(cp1251)
 .PP
 特殊なケースとして、
 LESSCHARSET で指定できる限定された文字セットではなく、
@@ -1250,6 +1114,9 @@
 .br
 	\ \ \ \ \ \ 	9.8b8.17b3.3b9.7b9.8b8.6b10.b.b.b.
 .br
+	IBM-1047	4cbcbc3b9cbccbccbb4c6bcc5b3cbbc4bc4bccbc
+	\ \ \ \ \ \	191.b
+.br
 	iso8859	8bcccbcc18b95.33b.
 .br
 	koi8-r	8bcccbcc18b95.b128.
@@ -1258,14 +1125,22 @@
 .br
 	next\ \ 	8bcccbcc18b95.bb125.bb
 .PP
-LESSCHARSET と LESSCHARDEF のどちらも設定されていない場合でも、
-システムが
+LESSCHARSET と LESSCHARDEF のどちらも設定されていない場合でも、LC_ALL, LC_CTYPE あるいは
+LANG 環境変数に "UTF-8", "UTF8", "utf-8" あるいは "utf8" が設定されている場合は、
+デフォルト文字セットは utf-8 になる。
+.PP
+この文字が見つからない場合、システムが
 .I setlocale
 インターフェースをサポートしていれば、
 .I less
 は文字セットを決定するのに setlocale を使用する。
 setlocale は環境変数 LANG もしくは LC_CTYPE で制御される。
 .PP
+最後に、もし
+.I setlocale
+インターフェースが利用可能でない場合は、デフォルトの文字セットは
+latin1 になる。
+.PP
 制御文字とバイナリキャラクタは目立たせて (反転して) 表示される。
 これらの文字は、可能であるならば (control-A を ^A というように) 
 キャレット表記で表示される。
@@ -1281,7 +1156,19 @@
 (% と x, X, o, d など) を含む文字列である。
 LESSBINFMT が "*u[%x]" の場合、バイナリキャラクタは
 大括弧で囲まれた 16 進数に下線をして表示される。
-LESSBINFMT が指定されていないときのデフォルトは、"*s<%X>" に指定されている。
+LESSBINFMT が指定されていないときのデフォルトは、"*s<%02X>" である。
+注意: LESSBINFMT を経て文字を拡張した結果は、31文字より少なくてはならない。
+.PP
+文字セットが utf-8 の場合、環境変数 LESSUTFBINFMT は LESSBINFMT と同様に振る舞うが、
+正常に複合され、表示するのに不適当な Unicode コードポイントのみに適用される
+(例えば、未割り当てのコードポイント)。デフォルト値は "<U+%04lX>" である。
+LESSUTFBINFMT や LESSBINFMT は表示属性設定 ("*x") を共有することに注意。つまり
+何かを指定すると双方に適用される; LESSUTFBINFMT は LESSBINFMT の後に読み込まれ、設定される。
+もしあれば、優先度を持つことになる。
+UTF-8 ファイル内の問題のあるオクテット (不完全なシーケンスのオクテット、
+完全ではあるが、non-shortest formシーケンスのオクテット、不正なオクテット、そしてstray trailing オクテット)
+が LESSBINFMT 使い個別に表示される。これは UTF-8 ファイルが不適切に構成されているかの
+診断を容易にする。
 
 .SH "プロンプト"
 -P オプションにより、プロンプトを自分の好みに調整することができる。
@@ -1312,7 +1199,7 @@
 .IP "%E"
 エディタの名前 (環境変数 VISUAL、VISUAL が定義されていないときは
 環境変数 EDITOR) に置き換えられる。
-以降の、JLESSEDIT の特徴に関する話題を参照。
+以降の、LESSEDIT の特徴に関する話題を参照。
 .IP "%f"
 現在の入力ファイル名に置き換えられる。
 .IP "%i"
@@ -1339,9 +1226,6 @@
 通常は文字列の後に使われるが、どこに置いてもよい。
 .IP "%x"
 ファイルリストのうちの次の入力ファイル名で置き換えられる。
-.IP "%K"
-入力ファイルの中で最も最近現れた、非 ASCII 文字セットまたは
-非 ASCII コードセットで置き換えられる。
 .PP
 もし、(入力がパイプのためファイルサイズが分からない場合など) 
 項目が不明のときは、代わりにクエスチョンマークが表示される。
@@ -1516,23 +1400,14 @@
 .IP LESS
 .I less
 に自動的に渡されるオプション。
-.IP JLESS
-環境変数 LESS と同じ。
 .IP LESSANSIENDCHARS
 ANSI カラーシーケンスの終りとして使われる文字 (デフォルトは "m")。
 .IP LESSBINFMT
 印字可能文字でもなく、制御文字でもない文字を表示する際のフォーマット。
 .IP LESSCHARDEF
 文字セットを定義する。
-.IP JLESSCHARSET
-あらかじめ定義された文字セットを選択する。
 .IP LESSCHARSET
-JLESSCHARSET が定義されていない場合に、
 あらかじめ定義された文字セットを選択する。
-.IP JLESSKEYCHARSET
-キーボート入力のためのあらかじめ定義された文字セットを選択する。
-.IP JLESSPLANESET
-あらかじめ定義された ISO 2022 コード拡張テクニックのプレーンセットを選択する。
 .IP LESSCLOSE
 (オプションの) 入力ポストプロセッサを呼び出すためのコマンドライン。
 .IP LESSECHO
@@ -1542,6 +1417,11 @@
 .IP LESSEDIT
 (v コマンドで使われる) エディタのプロトタイプ文字列。
 「プロンプト」セクションでの話題を参照。
+.IP LESSGLOBALTAGS
+グローバルタグを探すための -t オプションで使われるコマンドの名前。
+.I global
+(1) コマンドがインストールされている場合は、通常 "global" が設定されるべき。
+設定されていない場合、グローバルタグは使われない。
 .IP LESSKEY
 デフォルトの lesskey(1) ファイルの名前。
 .IP LESSKEY_SYSTEM